キム ヨンオク若い頃は声優だった!現在も現役、息子・夫との絆に涙する人生ストーリー

韓国ドラマを見ていると、必ずといっていいほど登場する、あの温かくも時に厳しい、そして何より愛らしいおばあちゃん役。

その中でも一際輝きを放っているのが、キム ヨンオクではないでしょうか。

「イカゲーム」「海街チャチャチャ」「花より男子」……数え切れないほどの名作に出演し、私たちの心に深く刻まれてきたキム ヨンオク。

でも、知っていますか?

キム ヨンオクの若い頃の姿や、87歳となった現在も変わらぬ情熱で活躍し続けていること。

そして、愛する息子のために生きる決意や、65年間連れ添った夫との深い絆を。

今回は、韓国が誇る”国民のおばあちゃん”キム ヨンオクの、知られざる魅力と人生のストーリーをたっぷりと紹介します。

 キムヨンオクの若い頃:声から始まった輝かしいキャリア

キム ヨンオクの若い頃を語る上で欠かせないのが、キム ヨンオクが声優としてキャリアをスタートさせたという事実です。

1937年12月5日、韓国・仁川(インチョン)で生まれたキム ヨンオク。

演劇や映画の世界に憧れていたキム ヨンオクでしたが、母親の反対に遭い、その夢を一度は諦めることになります。

そして1959年、22歳の時にKBS春川放送局のアナウンサーとして入社。

わずか8ヶ月の勤務を経て、1960年にはキリスト教放送(CBS)の声優として新たな道を歩み始めるのです。

当時の韓国では、声優という職業がまだ珍しかった時代。

キム ヨンオクは、その力強く印象的な声で瞬く間に頭角を現しました。

1961年にMBCが開局すると、声優劇会の1期生として移籍。

1960~1970年代には、少年漫画の男性主人公役を多く任されるほど、キム ヨンオクの声は特別な魅力を持っていたんですね。

あの温かくも芯の強い演技の原点は、この声優時代に培われたものだったのだと思います。

声だけで感情を表現する技術を磨いたからこそ、後の女優としての演技に深みと説得力が生まれたのでしょうね。

1969年、32歳でMBCドラマ「不思議な子」に出演して、女優としての道も本格的に歩み始めます。

しばらくは声優と女優を兼業しながら活動し、1980年代後半からは女優業に専念。

以来、60年以上にわたって韓国放送界の歴史と共に歩んできた、まさに生きる伝説なんだと思います。

若い頃の写真を見ると、凛とした美しさと知性的な雰囲気が印象的です。

その頃から持っていた芯の強さが、今も変わらずキム ヨンオクの演技に息づいているんですね。

 キム ヨンオクの現在:87歳で挑戦し続ける情熱の日々

2025年11月現在、キム ヨンオクは87歳。

しかし、キム ヨンオクの勢いは全く衰えることを知りません。

韓国現役最高齢女優として、今なお第一線で活躍し続けているのです。

驚くべきことに、キム ヨンオクは2025年8月、なんと87歳でYouTubeチャンネルを開設したんです!

チャンネル名は「ヨンクルおばあさん キム ヨンオク」。

その説明文には「若く生きよう!87歳のキム ヨンオクがYouTubeに挑戦」と書かれていて、読んでいるだけで元気をもらえますよ。

YouTubeでは、キム ヨンオクの健康の秘訣や日常生活、さらには大好きなK-POPグループMONSTA Xのコンサートに行った様子まで公開されています。

そう、キム ヨンオクは87歳にして、熱心な「推し活」を楽しんでいるんです!

コンサート会場で感動の涙を流す姿は、まさに年齢を超えた情熱の証。

MONSTA Xのメンバー、ジュホンとは特別な友情を育んでいるそうですよ。

演技の仕事も相変わらず多忙です。

2025年には映画「最後のピクニック」で、長年の親友であるナ・ムニと共演。

二人の”国民的ハルモニ(おばあちゃん)女優”が織りなす温かい物語は、日本でも大きな話題となりました。

さらに驚くべきは、キム ヨンオクが現在もナレーターとして活躍していること。

KBSの「6時、私の故郷」とEBSで計2本のレギュラーナレーションを担当しているんです。

声優出身ならではの、あの温かく心に響く声は、今も多くの人々を魅了し続けています。

健康の秘訣について聞かれると、キム ヨンオクは規則正しい生活と適度な運動、そして何より「好きなことを続けること」と答えています。

年齢を言い訳にせず、新しいことに挑戦し続ける姿勢こそが、キム ヨンオクの若さの秘密なのかもしれませんね。

キム ヨンオクの息子:愛する孫のために生きる覚悟

キム ヨンオクには、息子が1人、娘が1人います。

そして、キム ヨンオクの人生において、家族への愛が何よりも大きな原動力となっているのです。

2024年、キム ヨンオクは衝撃的な告白をしました。

2015年、当時27歳だった愛する孫が、無免許の飲酒運転車にはねられる事故に遭い、脊椎を損傷して下半身不随になってしまったのです。

この悲痛な出来事について、キム ヨンオクは涙ながらにこう語りました。

「本当に恨めしい。加害者が無免許で、泥酔状態だったなんて……孫は死ぬところだった」。

事故から10年近くが経った現在も、キム ヨンオクは孫の介護を続けています。

87歳という高齢でありながら、愛する孫のために全力で世話をする日々。

時には手に余ることもあるでしょう。

でも、キム ヨンオクは決して諦めません。

「私が世話をしている」と静かに、しかし強い決意を込めて語る姿に、私は涙しました。

家族のために生きる、母として、祖母としての愛の深さが、そこには溢れていたからです。

キム ヨンオクが87歳になっても仕事を続ける理由の一つも、ここにあるのかもしれません。

孫の医療費や生活費、そして何より、孫に希望を与え続けるため。

キム ヨンオクの芯の強さと優しさが、家族を支えているんですね。

ドラマの中で見せる温かいおばあちゃんの姿は、決して演技だけではなく、キム ヨンオク自身の人生そのものから滲み出ているものなのだと、改めて感じさせられました。

キム ヨンオク夫:65年間連れ添った人生のパートナー

キム ヨンオクは、1960年に元KBSアナウンサーのキム・ヨンギルと結婚しました。

当時、彼女は23歳。

以来、2025年で結婚65年を迎える、まさに長い長い人生の伴侶です。

夫のキム・ヨンギルは1937年生まれで、キム ヨンオクと同い年。

二人は共に放送業界で働く中で出会い、互いに支え合いながら家庭を築いてきました。

1男2女(息子1人、娘2人)に恵まれ、家族中心の温かい生活を送ってきたそうです。

しかし、65年という長い結婚生活が、常に順風満帆だったわけではありません。

2025年6月に放送されたバラエティ番組「腹いせショー ドンチミ」で、キム ヨンオクは驚くべき発言をしました。

熟年離婚を考えているかのような質問をし、「財産分割は私が2、夫が8にしてほしい」と語ったのです。

この発言の真意は定かではありませんが、65年もの長い結婚生活には、喜びも苦しみも、すべてが詰まっているのだと思います。

公式には離婚したという情報はなく、現在も夫婦として生活を続けていると考えられます。

夫のキム・ヨンギルには、若い頃、漢江で泳いでいた思い出があるそうです。

そんな何気ないエピソードを今も語り合える関係性は、やはり長年連れ添った夫婦ならではの絆を感じませんか。

二人で歩んできた65年という歳月。

そこには、言葉にできないほどの喜び、悲しみ、葛藤、そして愛があったはずですよね。

完璧な結婚生活などないけれど、共に人生を歩み続けることの尊さを、キム ヨンオクと夫の姿から教えられる気がします。

まとめ:キム ヨンオクが教えてくれる、愛と情熱に満ちた人生

声優としてキャリアをスタートさせ、女優として60年以上も第一線で活躍し続けるキム ヨンオク。

その若い頃の輝きから、87歳となった現在の情熱まで、キム ヨンオクの人生は常に挑戦と愛に満ちていました。

愛する息子と家族のために、87歳でも孫の介護を続ける姿。

65年間連れ添った夫との、言葉にできない絆。

そして何より、年齢を言い訳にせず、YouTubeという新しい世界にも果敢に挑戦する好奇心と行動力。

キム ヨンオクが私たちに教えてくれるのは、「人生に年齢は関係ない」ということ。

好きなことに情熱を注ぎ、愛する人を大切にし、新しいことに挑戦し続ける。

そんな生き方こそが、人を美しく輝かせるのだと。

ドラマの中で見せる温かい笑顔の裏側には、こんなにも深い人生のストーリーがあったんですね。

これからも、キム ヨンオクの活躍を心から応援していきたいと思います。

あなたも、次に韓国ドラマでキム ヨンオクを見かけたら、きっと今までとは違う目で、もっと深くキム ヨンオクの演技を味わえるはずですよ。

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